【勉強会】大阪てら子23「みんなで作る特別授業」行ってきた(前編)
というわけで、6月27日(土)に行ってきました。
大阪てら子23「みんなで作る特別授業」
日時 / DATE : 2009/06/27 14:00
定員 / LIMIT : 20 人
会場 / PLACE : AID-DCCさん(アップウェル船場7F)
(大阪市中央区南久宝寺町4丁目5番17号)
URL / URL : https://www.aid-dcc.com/#map_area
■そもそも「てら子」とは?そしてその生い立ちとは?
てら子とは。
Flash / ActionScript を中心に、情報共有をしたくて、いてもたってもいられない人達による集会ということでよろしくお願いします。
Webのコンテンツで、アニメーションや、ユーザーフレンドリーなUI(User Interface:ユーザーインターフェース)を作成するには、Adobe Flash(アドビ フラッシュ)というアプリケーションを利用します。ただこのFlashを使いこなすためには、デザインの実力や知識もさることながら、それと同等、もしくはそれ以上にプログラムの実力や知識も必要になると、制作者泣かせのアプリケーションです。
最近では、そこに映像や3D CGの知識まで流入してきており
「新しい技術が好き!」
「作ることが大好き!」
なクリエイター属性の人にとって表現の幅が広がるという素晴らしい面と、非常に広範囲なことを学ばなくてはならないという大変な面を併せ持つアプリケーションなわけです。
制作者(クリエイター)、つまり「新しいテクノロジーを日々追い求める者」の宿命なのですが、
「一人でやってても煮詰まっちゃうよ!」
「一人だと、どっから手をつければ良いかわかんないよ!」
と、みんな「あー、どうしようかなぁ・・・。」と“シンクロニシティ”のごとく思っていた訳です。
ちょうどそんな折、Flashに携わる方なら知らなきゃモグリなblog「trick7」の寺井周平さんの呼びかけで、とても素敵な方々が集まることになり、なんだかとてもゆるーい感じで発生した勉強会です。
基本的に、「Flash」と冠ついておりますが、先に述べたようにFlashが様々な技術・知識を必要とするため、「Flashに携わる人」も、本当に様々なジャンル、様々なスタイルをお持ちの方が集まることになり、時には「Flash」だけに縛られることなく、とても有意義な勉強会となっております。
【Flash & ActionScript 勉強会「てら子」のまとめ】
http://www.trick7.com/blog/2008/01/24-230337.php【@IT自分戦略研究所 第4回 みんなが気兼ねなく話せる、全員参加の「集会」】
http://jibun.atmarkit.co.jp/lcom01/rensai/zukin/04/01.html■今回のお題「みんなで作る特別授業」
今回のお題「みんなで作る特別授業」。
要は、みんなで集まってクリエイティブな話をワイワイしたいだけなので、みなさんネタを持ち寄ってください。もちろんFlash/ActionScriptの話でも、そうでなくてもOKです。
ということですので、基本的には1人1ネタは用意して頂きたいところなのです。軽めのやつで全然OKです!(僕のも軽いですペラペラなやつです!)
と言うように、とにかく「職場、立場、やってること、レベル、気にせずみんなでどんどん話そうよ!」という趣旨。とはそこは様々な“素養”を持つFlash/ActionScriptの人々。それぞれの出し物は以下にまとめて行きます。
■今回のお題「みんなで作る特別授業」
発表された方々は
みのんさん「ブラウザとWebカメラがあれば、すぐにストップモーションを作成できるサービス“kmdr:コマドリ”」Flash + ffmpegで作成。
Axcel-workさん「AIR+PHPによるファイルアップローダー」
アップ元とアップ先の通信経路両端でMD5を利用したハッシュ値(MD5チェックサム)を確認することで、正確にファイルがアップロードされたことを担保する芸の細かさ。
Sackamさん「携帯写真投稿flash+PHP」
Famibeeさん「Text Layout Engine & Text Lay out Framework」
Adobe MAX 2008 Japanでも話題になっていた「Text Layout Engine」と「Text Layout Framework」とは大雑把に言うと、「Flash Player10より組み込まれた多種多様な文字組みの表示(描画)エンジンと、その制作・開発を支えるためのフレームワーク」と言ったもの。
http://labs.adobe.com/technologies/textlayout/
これの全体像はそもそも、
エンドユーザーへの福音は、
「紙媒体(広告・雑誌)慣れ親しんだ文字表現をWebでも手に入れることができます。」
その結果、「読みやすいWeb」が数段レベルアップします。
制作者への福音は、DTPオペレーターの方々や広告やエディトリアル(編集)のデザイナーさんが、紙媒体における「視認性」「読みやすさ」を追及する上で培ってきた「文字周りの表現」(タイポグラフィ、字詰め・回り込み、縦組み横組みの混在、多言語の混在紙面、禁則処理、ルビ、段組みへの流し込みetc.)というものが、いよいよWebコンテンツでも、表現の道具として使うことができ、より思い通りの表現が可能になるでしょう。
Adobeさんの思惑としては、
Flash Playerを、PCやモバイル端末だけでなく、ありとあらゆるデバイス(機器:家電、情報家電、キオスク端末etc.)に表示・描画技術として取り込んでもらおうという「Open Screen Project」で、紙媒体に負けない文字表現の実現。
また、世の中が「クロスメディア」にどんどん移行する中で、文字表現の得意な紙媒体のデザイナーやDTPオペレーターと、ネットワークやテクノロジーに長けたWebクリエイターやエンジニアとの協働が、さらに効率良く加速する。
DTPオペレータが作成したInDesignのソースから文字組みの情報を崩すことなく、DreamWeverやFlashに持って来てWebコンテンツを作成、Webで公開。InDesignからプリプレスへ廻して出版物の作成と・・・ワンソース/マルチユースなクロスメディア展開を容易にさせることができる。
Flashというテクノロジーを持っていたMacromediaと出版、・広告・デザイン業界でのデファクトツール(Photoshop、Illustrator、InDesign、Acrobat)を持っていたAdobeとが合併したことで起こっている一つの大きな潮流となるソリューションが「Text Layout Engine」と「Text Layout Framework」だったりします。
CorLeonisさん「iPhoneとFlashでなんかします。」
風貌は「ほんわか」した感じですが^^;なかなかテクニカルで面白かった。
「iPhoneアプリおもしろそう!」→「Flash動くよね?」→「おぶじぇくてぃぶしー??」→「Flash動かない!」「えー!!じゃぁ」「iPhoneの操作性とFlashのコンテンツ作成のしやすさを連携させよう!」ってことで今回の発表だそうです。
写真2枚目にあるように、
- iPhoneに「OSCemote」をインストール
- PCに「flosc」をインストール(Javaで書かれた)
- 「iPhonesAS3API」をimportしたFlashコンテンツ
をそれぞれ、iPhoneとPCに用意すると、
iPhoneでの加速度センサの情報や、マルチタッチ、ボタンなどの操作をOSCemoteがWi-Fi(無線LAN)経由でPC上のfloscサーバーに送ります。
iPhoneのOSCemoteからの情報を取得したfloscサーバーがソケット通信にて、iPhoneAS3APIを含むSWFと通信を行う。そして、floscからの情報を元にFlashコンテンツの動きや表示に変化を与えるという流れ。(図式せんとわかりづらい・・・)
ちょうど僕もiPhone買ったので早速「OSCemote」購入してみました。
パンツカムヨさん「算数・・・マトリックス」
「みんなで作る特別授業」ということで「“算数”やります!」と仰っていた、パンツカムヨさん。蓋をあけると・・・「数学」でした。突っ込んだ内容はご本人のBlogエントリーをご覧ください。
【teraco23でマトリックスな格闘をしてきた。】
http://www.y-tti.com/blog/2009/07/teraco23.php 最初に作成されたものを見せて下さり・・・。
これを作るのにどういうリソースを見てきたか、どこが参考になったかと、「学習の過程」を説明。Wikipediaで数式の確認をしたり、Flash/ActionScript界の「教授/博士」こと、野中文雄さんの記事がめちゃくちゃ参考になったなどなど。
また、口頭だけでの説明では伝わりにくそうなところでは、ホワイトボードに「イメージ図」を書きながら、
参加者全員と共有しようとする一幕などもあったりして。
とてもわかりやすい内容でした。
カッシーさん「保健体育 健康について」
カッシーさん「Stid」という屋号でフリーランスクリエイターをされている方。
今回は、オフィス引っ越しやら結婚やら業務やらで激務の中で「健康第一」という中で調べたり気付かれたことを、実体験をもとに(!)プレゼン。
てら子の他のメンバーの中にも結構フリーランス率が高く、みなどこかしらで「ドキッ!」とする箇所があるのか、質疑応答も盛んに盛り上がっておりました。
個人的にはこういう、「Flash以外の話題」であっても「広く見れば制作やWeb業界に必要なこと」の話題は結構良いと思いました。
詳細はカッシーさんのBlogのエントリーをご覧ください。
http://stid.jp/wp/?p=269
で、とりあえずここまで。後編に続きます。
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