2007/11/3 土曜日

【セミナー:Flash】Adobe MAX Japan 2007 まとめ

Filed under: Direction,Flash,motivation,seminar,勉強会 — renji @ 23:36:06

max02

Adobe MAX Japan 2007

に行って来ました。

自身が参加したイベントはこちら。

■■■ Day.1 ■■■

【S-1】
あらゆるユーザのアイデアや情報との関わり方に変革をもたらす
アドビ プラットフォーム テクノロジーの現在

【A-1】
カンペキな初心者のための、Adobe AIR の基礎の基礎

【E-2】
Flash による 3D 空間の創造とメカニズム

【D-3】
Flash Lite 3.0 で広がるモバイルコンテンツの世界

【F-4】
アドビの DRM 戦略とエコシステム

・Sneak Peak

・Adobe Community Unite

■■■ Day.2 ■■■

【S-3】
アドビ システムズが考える未来に向けたテクノロジーの可能性と
日本市場に対しての展望

【B-5】
RIA システム・デザイン概論
-エンジニアとデザイナの共存共栄 / 脱 3K指南-

【C-6】
インタラクションデザインの実際:アイデアの開発

【D-7】
ActionScript 3.0 とインタラクティブデザイン

【A-8】
フィジカルコンピューティングへの招待
Gainer/Funnel で広がる Flash/ActionScript の新しい可能性

ただそれぞれのイベント詳細は結構みなさんがあちこちで書いてくださっているのでそちらを参照してください。w

こちらでは個人的な総合的な感想など。相変わらず長いですがお付き合いのほど。。。

【あれから3年】

そうなんですよね。あれから約3年しかなんですね。「あれ」とは、

Macromedia MAX Japan 2004

のこと。それにしても、たった3年でいろいろ「右肩上がり」すぎ。刺激的でいいんだけど、正直大変^^;
Webっていうものがただのパソコンオタク、テクノロジージャンキーのおもちゃじゃなくて、すでに社会の情報システムの一部にすらなろうとしている。

そういった背景もあり、実際にサービスやコンテンツを生む出す我々の立場のような人間から見れば、ビジネス・チャンスはどんどん芽生えている反面、そこに付随する「責任」もとても大きくなっているわけで、いかに、組織やチームや果ては生活の糧にしている個人はどうやって維持していくかとか考えちゃうわけですよ。

そして、この3年間でインターネットを利用する一般ユーザー自身もどんどん高度・高次元な方法でインターネットを利用しているわけで、AIDMAからAISEASに変化しているマーケットの理論とかもそうした事実を裏付けていると思うわけです。

ティム・オライリーの「Web2.0」って発想は地で進行していて、本当にEPIC2014みたいに社会システムと境目がわからないほどになったネットを誰もが自由に利用し、さらに参加する世界があっと言う間に来ると思わずにいられないわけです。
まぁそんな感じでインターネット界隈においてのこの「3年間」はとても密度が濃いというか一つのターニングポイントを刻んでいたことは間違いないなと思うわけです。

そんなこんなで3年間どころか毎年やってほしかったんですよね。「MAX Japan」^^;
なんかその間に「Adobe × Macromedia」の衝撃の買収とかあったりして、Flashを生業にしていた自分なんかはひっくり返りましたが、MacromediaのKevin Lynch氏とかMike Downey氏とか、Cold FusionのBen Forta氏とか、日本法人ならCTOの田中氏とか太田氏とかいや結構有名どころはほとんど新生Adobeに残ったわけで。。。まぁ一安心していたわけですが。。。あれから3年経って実際にAdobe MAX 2007を今回見てみて率直に思ったことは

「ってかMacromediaやん。^^」

ってことで、とてもワクワクしたわけです。

【Day.1】

いやぁ。。。ごめんなさい。
一日目は、なんだか見たこと聞いたことあるようなことのおさらいばかりだったし、

唯一感動したのは、もうあちこちで言われて既に伝説化している「ROXIK 城戸雅行氏」のプレゼン。驚愕の連続だった。「PICTAPS」を作った人だけど。。。クリエイティブということに対してなんて真摯な姿勢なのだろうと感動した。あぁ言う姿勢は絶対見習わんといけないなと思う。
プレゼンの資料とか、それ自体がすでに作品。それがプレゼンのスピーチと綺麗に連携されているわけですよ。パーティクルが富士山と東京タワーになったりするシークエンスとかお洒落すぎw。そして何より、Saqooosha氏や今回のスピーカーでもあったthaの人であり、fladdictの人、深津氏も言っているけど。。。有限な時間をいかに確保し、アイデアの実装に取り組むかという姿勢が半端ない。自作ツールのクオリティが半端じゃない。普通にアプリケーションやん。で、氏の名言「基礎を固めてください。」「基礎がないと必ず壁を越えられません。」って。いやぁ。。。よくぞ言ってくれました。w
自分自身としては、ちょっと違う方向で「頑張ろう!」とテンションあがりました。ありがとうございました。
それにしても、会場を後にする参加者の結構な数の人が肩を落としているように見えたのはどうも僕だけではなかったわけですね。いやぁ。。。そりゃ「壁にぶつかったから魔法(明日から使えるTips系(城戸雅行氏Ver.))を見れる。」と思っていたのかな?そこに「基礎が大切!」と言われたら、流石にテンション下がるわな。w
でも結局そういうことです。お互い頑張りましょう(誰)。w
そういえば、会場奥の物販コーナーに確かに「ActionScript3.0アニメーション」があったように思ったんだけど。。。。その一瞬だけで、手に取ることもなく、Day1、Day2ともに全然棚に並んでいなかったんだけど。。。城戸氏効果か完売?

で、Day1の「悪い方の伝説」を作られたスピーカーもいたりして。。。バルセロナのMAXでFlashLite3.0の話がでて、ちょうどDoCoMoのIR向け発表も同じ日にあったりして、結構期待していたのに。。。
よく会場がブーイングで一杯にならなかったなと思う。何一つ成功したように見えなかったのは僕だけ?ネットの環境くらい事前に調べらなかったのかな?まさかノーリハ?それくらいの勢いだったけど。ありえないくらいグダグダだった。規模が大きくなりすぎてAdobeさんも監修しきれんかったんかなとか。。。もうそこまで考えてしまうレベルだった。
ただ、最後にグダグダの勢いのまま「(FlashLite3.0まだまだ)だから、今後積極的にFlashLite2.0使って行きましょう!!」ってことが伝えるための戦略だとしたら、ある意味「驚愕プレゼン」だったと思います。生まれて初めてアンケートのスコアに最低点を書いてしましました。w

でSneak Peakは結構バルセロナやシカゴで発表されていた内容が多かったので、終始会場の後ろでだべってました。それにしても「SeriousMagic社買収でAdobeが手中に収めたVisualCommunicator」のレビューは感慨深かった。これシカゴでノベルティに入っていたやつですね。自分としては昔、大阪経済大学のデジタルスタジオ開設の後に使用方法に関する講座を仕事でやっていたんだよなぁ。。。とか思い出してね。でも周囲にいた人たちにとっては「なんかすっげー面白い未知なるソフト」に映っていたみたいでね。それにしてもプレゼンテーターの外国人のアナウンサーっぷりがサイコウにイケてたな。www。で結果。最優秀賞(?)かっさらって行ってましたね。おめでとうございました。www

とまぁDay1に関しては城戸氏のプレゼン以外は自分のテンションに火をつけてくれるようなものがないまま宿泊先に帰る。正直、僕の体の疲れの方を感じていました。Day2に期待。

【Day.2】

いやぁ。。。とりあえず大失敗。デジカメのバッテリーパックにチャージするの忘れる。
そしてDay1と打って変わって基調講演からテンションあがりまくりんぐ。
撮影許可の腕章をまじめに着用して撮りまくり。w
結果電池切れ。orz
今後はちゃんと予備のフルチャージしたバッテリーパック持参することを心に刻みます。
で、Day2何にテンションあがりまくりになったかと言うと、AdobeっていうかMacromedia時代から持ち上がっていた「FlashPlatform構想」が実感を持って理解できたこと。それも、何もFlashをやっている人やMacromediaやAdobe周辺にいる人がベンダー一辺倒で考えられたものではなく、Day2の基調講演でスピーカーをされた「サイバーエージェント」「Yahoo」「楽天」が言葉こそ違えど、「Experience」「TPO」「35秒のことが数秒で達成できる」と言っていたプレゼンで見せたように、ユーザーのネットやデバイスとの接触や利用方法がたった3年前よりも遥かに高次元に、高度にそして多様になっていく中で、Adobeなら何ができるか、そして私たちクリエイターやデベロッパーは何を生み出せるか、何を念頭においてサービスやコンテンツを生み出していくか?そしてそうしたことで、ベンダーや制作会社、顧客企業とさらにその向こうにいるユーザーや世界そのものが、「Happy」になるためにはどんなことができ、どんなことを考えていくべきか?と言った「答え」や「ヒント」が基調講演やセミナーに散りばめられていてとても有意義でした。

  • 「クリエイター or デベロッパーとしての人」
  • 「制作会社に属している立場の人」
  • 「顧客企業と調整に奔走する人」
  • 「顧客側でサービスを提供する向こう側を考えている人」
  • 「ベンダー側の人」

という様々な立場の人があの場に会していたと思うけれど。。。「ディベート:打ち負かす。=潰しあう」んじゃなくて。
まさに、インターネットやテクノロジーも大切だけど、前述したようなそれぞれの人たちも大前提で「人」なわけなのだから、まず「人」としてどんなことが「心地いい」と感じたり「気持ちいい」と思うことが大切で、そういう「Happyな世界」を生み出せる可能性を持って努力するべきかなと思うわけです。
そして、「心地いい」や「気持ちいい」を実装するためのテクノロジーやプラットフォームはAdobeさんやMicrosoftさん(MS Expressionの春日井さんと武内さんがいましたね。^^;)が真剣に考えて提供してくれて、僕らのような制作サイドの人間は、本当にいろいろ感覚や目的をきちんと意識しながら有限の時間の中でよりよいものを生み出すために何ができるかということを考えるべきだろうし(bAの三井氏のワークフローまわりのお話や、thaの中村勇吾氏や深津貴之氏の「アイデア」「コンセプトワーク」「スタディ」のお話などはそういう意味だと捉えています。)
すっげー荒いけど。。。図にしたら、

figure01

こんな感じかなと。(すいません。^^;拡大で文字読めます。)

  • いろんな欲求を叶えたい人(幸せを追求する人・世界。緑エリア)
  • そこへサービスやコンテンツや投下したい企業(黄色のエリア)
  • そうした企業や人のためにサービスやコンテンツを制作する人(組織:制作会社とか薄い緑エリア)
  • そしてそんな制作者や企業をバックアップしつつ世界をHappyにするだろうプラットフォームやツールを作るベンダー。(赤枠エリア)
  • 結局みんなこの世界を共有していて、そこをHappyにするために様々な立場や環境の人々が力を合わせるみたいな。

そうしたとても大きなCommunityを感じる2日間でした。

今回お逢いできて実際にお話させていただいた方々本当にありがとうございました。

今抱えているプロジェクトがひと段落するまで地味な活動になりますが (謎)
これからもよろしくです。^^

P.S.しっかし可愛かったな。バニーさん。w

max08

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