2007/10/23 火曜日

【セミナー】第1回 Re:Creator’s Kansai ミキチョクシ氏

Filed under: Direction,seminar,勉強会 — renji @ 0:35:19

講師:ミキチョクシ 氏 (ペタビット株式会社)
「ミキチョクシによる”わくわくディレクション”」

ご本人にもお伝えできたが「個人的今日のお目当て。」個人的にファン。ミキさんのBlogで教えられた事多数。w

Web制作会社では、当たり前に行われ、対顧客に対しての謳い文句である「1 Stop Solution」ってこれだけ「WEB制作が広範囲になってきた」ためにその制作会社自身の理念と目標とリソースをきちんと理解しマッチさせなければ「真の1 Stop Solution」なんてできないなと感じた。これは課題事項だと思った。

で、ミキさんのペタビットではPMBOK(Project Management Body of Knowledge)を元に内部ドキュメント(ガイドライン)があり、それの何ページかを見せてくれる。この資料を作る前にIBMから叩き込まれたとのこと。

これは制作系あがりだからこそ、自分も確かに見えていなかったから、戒めもこめて書かせてもらうが。。。「会社」なので「利益の追求」が命題なので。。。予算を以下に維持し、利益を確保するか。。。という考えは至極当たり前の大前提なので、PMBOKでも触れられている「プロジェクトの終了」とかも「何をどう行うか。」といった誰もきちんと考えていない?気づいていない?感覚的に行っていることをきちんと誰のどんな職能の人々にも伝わるように明文化されていることには流石だなと感じた。それにしてもこの類のドキュメントを是非一読させて頂きたいものだ。

キーノートの中のワークフローにあった「簡易XP型開発」が気になる。ウォーターフォールでなく。。。XPっすよね。これは知りたい。

やはり「システム設計」や「建築」からワークフローを参考にしているのはおおむね間違いじゃないなと感じる。

自身の属している組織に対しては愛情があるつもりなので。。。こういうところで自身の組織改変を行いたいと。。。かなり本気で思うわけです。

ディレクションに必要なスキルは「企画力」「コミュニケーション能力」「マネジメント力」「情報収集能力」とのこと。以降、これらを向上させるヒントとしてWebサービスの紹介。

まず「企画力」を磨くために「頭をすっきりさせましょう。」ここはぴんと来たとおり「GTD(Getting Things Done)」的発想。WebServiceは「Remember the Milk」を紹介。プレゼンでも触れられていましたが、「GTD」の提唱者、David Allenさんの言葉「頭脳は記憶には向かず、アイデアの創出や判断を行うためのもの。だから記憶は全て信頼できる記憶システムに委ね、あなたはアイデアや判断に脳をフル活用しましょう。」ということですよね。あとはマインド・マップ作成のWebServiceとか。

個人的には、この辺はGTDはDavid Allenさんの提唱するように「紙」を利用。
マインドマップはWindowsがFreewareの「FreeMind」でMacは「NovaMind」とか。

ちなみにミキ氏がセミナー中に紹介されていた「Backlog」って「構成管理/課題管理」を行うためのASPやパッケージでのサービスを提供してくれるサービスのようですが。。。これって結局「Trac」のような。。。だとしたら個人的には「Trac」導入中という感じ。ただ、やっぱりさくっと利用できるという意味では、こういうサービスはいいなぁと思う。ただ、自分とこの業務だとセキュアなプロジェクトもあるので、そうなるとどうしても自前で用意するか「Backlog」の場合だと「パッケージ販売」の方だな。。。と。

で、あと自身のスタートページ(iGoogleみたいなもの)には「Netvibes」を使っているよと。これに似たWebServiceで「trunc」を個人的には使い出していて、「My Startpage」の便利さがようやくわかっていてところだったので響いた次第。

「Webディレクター」は「Webをどんどん楽しんで体験を積んだユーザの代表格」であると。そこから「ユーザビリティ(使いやすさ)+ホスピタリティ(おもてなし)」の気持ちを磨きましょうと。そういう意味ではもっと1ユーザーとしてWebに関わらんとダメだねと反省。

最近の事例として

少年野球のチーム・親子のコミュニティサイト「POP Athlete」や、新米ママさんのための「読み聞かせレコメンド・サイト(?)」「mi:te」を紹介。

いろいろお話を伺っているうちに大事なことは、自身「制作者」だったので良くも悪くも「何でも手を出そうとする。」もちろん何でも手を出してみることは絶対大切なことだし、冒頭で仰られていた「肩書き?そういうの考えずにやってます。」といった言葉や、森田さんの言葉でもあった「いつかこうなりたいって思っていて、全部出来ないけど必要なものをやってきた。そして今こうなりました。」という言葉にも現れていたように、「チャレンジ/やってみること」はとても重要だけど、でも逆に

ミキさんが質疑応答で選んだ言葉

「(業務の中で)どこかの段階で、その道のプロに委ねることは必要です。」

というように相手に委譲することも必要。

うまく言えませんが、スキルをどんどん追い求める「個」の姿勢と、
高いポテンシャルを持った個が一つの目標を成し遂げる「チーム」としての姿勢のバランスを取る事が大切だと。。。

「Web制作」「世の中に何かを生み出す」という目標に向けて

「何を成したいかビジョンを見つけ、共有すること。
その上でどう表現・実現するか個々の技術なり、リソースを活かしていく。」

という視点がディレクションには必要であり、そうしたことを行うことが「ディレクション」の職能かなと。(すっごいことですが^^;)

ってことが自分たち(現場・業界)とクライアント(発注者、顧客)さらにその向こうにある人や社会と繋ぎ、広義の意味でサービスを作り出していく。ということが、まさに、ミキ氏の言う「ワクワク」なんだろうなと受け止めました。

自身や仲間達と「クリエイター < 社会人 < 人」としてどうありたいか?何に価値観を持ち、義務ではなく、そうしたものをカタチにするためにワクワクした気持ちでディレクションなり、プロジェクト達成のために「プロ」としてやるべきことをやっていこうよ。という何だか勇気に似たようなものを頂きました。

いやぁますますファンになりました。w

ありがとうございました。

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